標準仕様のサイディングについて
我が家のサイディングは「ガルバリウム」の予定です。
本当は「タイル」がよかったのですが、契約した工務店から「ガルバリウム外壁」をおすすめされたのです(^-^;
ここの建築士さんの意見としては、
「ガルバリウムもメンテナンス費用はそんなにかからないので、初期費用の高いタイルは辞めてガルバにしましょう!その分のお金を内装に回した方がいいですよ!」
って感じだったのです(^▽^;)
うちはお金もないので、建築士さんの意見に従うことにしました(´ー`)
外壁はガルバリウムを採用予定なのですが、もう一度標準仕様の「窯業系サイディング」について調べてみました。
窯業系サイディングはとにかく後からメンテナンス費用がかかってくるという印象を持っていました(^^;)
メンテナンスをちゃんとしないと、
窯業系サイディングはメンテナンスを放置すると、表面の防水性能が低下して、スポンジのように水分を吸収するようになります。
そうすると、外壁材が変形するために”反り”や”浮き”が発生します。
”反り”や”浮き”が発生すると、そこから雨水が外壁内部に侵入し雨漏りの原因になるので最低でも、カビ・コケが発生した段階で外壁塗装によるメンテナンスを行うことが重要です。
出典:住まいるレシピ
↑のようなことになることがあるので、早めのメンテナンスが大事なようです。
でも今の窯業系サイディングは「15年保証」など良い商品があるようなので、もう一度いろいろ調べてみました。
契約した工務店での標準仕様は、ケイミューかニチハの16mmの窯業系サイディングです。
以前見積もりをもらった工務店の標準仕様は、旭トステムの「AT WALL」という窯業系サイディングでした。
窯業系サイディングのメリット、デメリット
窯業系サイディングのメリットは、
・種類が豊富
・コスパ良し!
・防耐火性がある(火災に強い)
こんなところでしょうか。
対してデメリットは、
・製品自体に防水性能が無い(塗装で防水性能を持たせます)
・熱を吸収しやすい
・シーリングのメンテナンスが必要
調べたところこのような感じでした。
窯業系サイディングとガルバリウムを比べると…
ちなみにガルバリウム外壁のメリットは、
・耐熱性、耐震性、耐冷害性に優れている
デメリットは、
・傷がつきやすい
・サビが発生しやすい
・塩害被害を受けやすい
こんな感じ。
シーリングのメンテナンスが必要なのはガルバリウムも同じです。
契約した工務店(ここの建築士さんも最近家を建てて外壁はガルバリウムにしたらしい)によると、
「ガルバリウムはチョーキングといって壁を手で触ると白くなる現象(劣化のため起こる)があるけど、気にならないなら別に再塗装しなくてもいい」
と言われました(^^;)
まぁ半分信じてますが、半分信じてません(´ー`)
以前千葉の海の近くに住んでいたのですが、その時の家の自転車置き場がガルバリウム?トタン?の外壁でした。
「自転車置き場&物置」といった感じで、扉もついているでかい小屋?みたいな感じでした。
28年くらい住んでましたが、再塗装などは一切されず、28年そのまま…。
手で触ると白いものが付く「チョーキング現象」は起きていましたが、雨漏りなどもせず普通に使えてました。
しかも住んでいたところは海まで2キロほどの塩害が気になる地域。
物置なのでそこまでじっくり見たことはないですが、錆などはとくになかったと思います。(ちょっとはあったかもしれません(^-^;)
だから工務店の言っていることはあながち間違ってない??(^^;)
このチョーキング、窯業系サイディングでも起こるようです。
窯業系サイディングの場合は塗膜によって防水性能を持たせているので、チョーキング=塗膜が剝がれてきてる=塗装によって保護しないと劣化する(窯業系サイディング自体には防水性はないので)てことっぽいです。
なので、窯業系サイディングの場合はある程度築年数が経ったら、ガルバリウムよりも神経質にならないといけないかなぁという印象を受けました。
窯業系サイディングの「15年保障」は?
窯業系サイディングを扱っているケイミューには「色15年保証」というものがあるようです。
- シーリングは色・ひび割れ15年保証。
15年保証は、スーパ一KMEWシールZ又はスーパ―KMEWシール、純正同質出隅又はライン出隅、純正留め金具のセット使用などが保証条件になります。外壁材とシーリングの接着面の剥がれは保証に含みません。保証対象は、元請け業者様です。- スーパ―KMEWシールZ(超耐久・低汚染・骨材入りタイプ)を含みます。
- 出典:ケイミュー株式会社
色15年保証って…(^^;)単純に15年保証じゃなさそう…(-_-;)
私が良く見る窯業系サイディングの汚れは、コケです。
コケが生えたらどうなの?と思って詳細を見てみると、
保障内容
1. 外壁材
製品色に著しい変褪色がないこと。
※「著しい変褪色」とは、建築後の年数を考慮して外壁外観が見苦しく、社会通念上、明らかに補修が必要となる場合をいいます。伝い水等による汚れや、錆、苔、藻、カビ等の発生による汚れや変色は含みません。
2. シーリング
①本製品の材質そのものに起因する著しいひび割れが発生しないこと。
※「著しいひび割れ」とは、本製品が本来有すべき基本性能を果たせない状態のことをいいます。接着面の剥がれ、或いは建物の変形や変位、施工上の瑕疵等に起因するひび割れは含みません。
②製品色に著しい変褪色がないこと。
※「著しい変褪色」とは、建築後の年数を考慮して外壁外観が見苦しく、社会通念上、明らかに補修が必要となる場合をいいます。伝い水等による汚れや、錆、苔、藻、カビ等の発生による汚れや変色、シーリング未硬化時に付着した汚れ、市販の洗剤などで取れる汚れ、シーリングの薄層白化による変色は含みません。
なお、保証内容に抵触するか否かは弊社が判断するものと致します。
よく見る「伝い水等による汚れ」「苔」は保証対象外なのね(-_-;)
しかも
外壁外観が見苦しく、社会通念上、明らかに補修が必要となる場合をいいます。
って、なんかふわーっとしてる(-_-;)これ個人差ないですかね。
もっと具体的な数値とかないのかな…(._.)
㎡あたり〇〇とか(^^;)
そして
なお、保証内容に抵触するか否かは弊社が判断するものと致します。
って…(´ー`)
なんか黒も白と言いそうな雰囲気…(´ー`)
実際どうなんでしょうね…。
そしてこの「色15年保証」を付けるには「光セラ」と「スーパー KMEWシール」を選ばなくちゃいけません。
このサイディングとシーリングの値段、まぁまぁ高いと思います…。
「スーパー KMEWシール」なんて30年持つらしいですよ…!=高いですよね(-_-;)
なんか保障内容の詳細を見たら、あまり選択したいとは思えませんでした…(._.)
最近流行りのシーリングレスサイディング
最近は、シーリングのない「シーリングレスサイディング」というものがあるみたいです。
旭トステムのガーディナルや、ニチハのFugeが有名ですかね。
見た目はとてもきれいです。
でも施工が難しかったり、部分的に張り替えすることができなかったりするようです。
職人さんがシーリングレスサイディングの問題点をブログに書いていました。
[blogcard url=”https://ameblo.jp/arufaroof/entry-12254694712.html”]
シーリングレスサイディングばかり扱っていて、施工に慣れているところならいいかもしれませんね。
外壁材はメンテナンス費用のことも考えよう
我が家は工務店の建築士さんのアドバイス&見た目が好みということで、恐らくガルバリウム外壁にすると思います。
あとはメンテナンス費用がガルバリウム外壁の方が窯業系サイディングよりもかからなそうなんですよね。
でも外壁の劣化は、家が建つ場所や、家の形によって全然違うみたいですね。
なので、家を建ててみないとどっちのメンテナンス費用が安いっていうのはわからないものかもしれないです。
家を買うってことは、メンテナンス費用のことも考えなければならないので面倒くさいです(´▽`)
まだ解体も進んでおらず、決めることが何もないので外壁についていろいろ調べてみました^^