窓(ペアガラス)を考える2

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真空ガラススペーシア

今日はまた窓について書こうと思います(^^;)
「ペアガラス」は15年ほどで「内部結露」が起こる可能性があることがわかりました。
(内部結露の話:窓(ペアガラス)を考える

万が一「内部結露」なんかして「ガラス交換」をするのは嫌なので他の窓ガラスを調べていると、良さそうな窓ガラスが…!
ちょっとお高いですが「スペーシア」という真空の窓ガラスです。
なんでもスペーシアは一般的なペアガラスと接着剤が違うらしいのです。

❝一般的なペアガラスの場合、ガラスの端末部を塞ぐ接着材は、その加工性とコスト面、 溝幅などを考慮して有機系の接着材が使われています。ペアガラスの空気層は4mmから18mmと幅広い為、 様々なガラス厚に対応できる柔軟な接着材が必要なためです。
有機系の接着剤の弱点として、湿度に対する耐久性が若干弱いのでメーカー保証の10年前後で端末部の密封性が切れてしまい、 ガラスの内部結露などが起こってしまうことがあります。
一方真空ガラススペーシアに使われる接着材は、無機系のものであり、そのメリットとして高温での耐久性と耐湿性にとても強く、 有機系の接着材の弱点であった湿度に対する接着耐久性を大幅に向上することで、半永久的に使えるものと考えられます。
出典:結露対策研究室

スペーシアの接着剤は「無機系」なんですね!
また、耐用年数については

❝約20年は真空層維持に不具合の無い、製造精度の高いペアガラスであると考え、その意味でコストパフォーマンスに優れた高性能ペアガラスであると考えています。
出典:結露対策研究室

と、この記事を書いた「丸正屋」さんは言っております。
しかしながら、スペーシアはガラスとガラスを組み合わせた二次加工品であるため、

❝普通の一枚ガラスと比べると、加工して造られた構造ですので、おのずとその耐久性は一枚ガラスよりは短く、 必ず一生使えるとはいう事はできません。

とも記事には書いてあります。
「内部結露によるガラス交換」のことを考えると、一枚ガラスの窓がいいなと思うのですが、
「断熱性」のことを考えると、スペーシアやペアガラスがいいです(-_-;)



内窓は?

じゃあ「内窓」はどうだろう?と思って見てみると、なんだか良さそうでした。
寒さ対策でリフォームして「内窓」を付ける方が結構いるみたいですね。
窓ガラス屋さんの丸正屋さんのサイトに「各社ペアガラスと内窓の比較」が載っていました。

ガラス窓リフォーム専科:解決エコ窓ランキング

この記事の下の方に結論が載っているのですが、

❝どんなに断熱性能が高い真空ガラススペーシアをはめた一重構造の窓よりも、 二重構造の窓の方が断熱性能が高い事がわかりました。 省エネや徹底的な窓の寒さを防ぐ事を目的とした場合には、ガラス交換に比べ、 内窓を取り付けた方が約1.5倍以上性能が高い事になります。

スペーシアだけと、内窓+スペーシアだったら、普通に考えても後者の方が断熱性がいいですよね。

トータルで見ると…

私は「内部結露する可能性がある」というのがとても嫌です(^^;)
「スペーシア」は良さそうだけど、二次加工品なので単板ガラスのように割れるまで大丈夫というものでもないみたいだし、なによりも値段が高いのがネックです。

日本板硝子のサイトによると

❝スペーシア 透明6.2ミリ品で
材料代として39,000円/平方メートル程度です。
出典:スペーシアQ&A

とあります。

ガラスだけの値段のようなので、サッシも含めるともっとかかると思います。
単板ガラスと比較したかったのですが、今時「単板ガラス」は時代遅れなようで値段が載っているサイトを見つけられませんでした(+_+)

ガラス窓リフォーム専科:解決エコ窓ランキングによると、
ペアガラスの「窓ンナ」「ペアプラスエア」と、内窓も外窓も「単板ガラス」の場合の断熱性は同じくらいなようです。

・価格
・「窓が割れた」以外で交換するのが嫌
・内部結露がちょっとでもあると気になりそう
・断熱性はあったほうがいい

以上のことを考えると「単板ガラスで内窓」がいいかなぁと思いました。
建築士さんに言ったら「今時単板ガラス?!」と言われそうですが、窓の話になったらこの希望を伝えたいと思います(^▽^;)

 

 

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